About当院について
Biography院長経歴
私は新潟県村上市生まれで、宮城県仙台市育ちです。人生の大半を仙台市で過ごしています。高校は宮城県仙台第二高等学校、大学は東北大学歯学部を卒業しました。大学卒業後は、直ちに母校の歯科矯正学講座に入局し、33年間にわたって文部教官として奉職しました。その間、助手・講師・助教授を歴任するとともに、米国コネチカット大学の客員臨床教授も務めてきました。この間、東北大学歯学博士、日本矯正歯科学会認定医・指導医・臨床指導医(専門医)という資格を取得しました。東北大学を退職した後は、歯科一番町(現仙台青葉クリニック)の矯正歯科部門に15年間勤務しました。
東北大学教官時代に、世界に先駆けて考案したスケレタル・アンカレッジ・システム (SAS) やサージェリーファーストという先端治療技術を伝えるために、これまでアジア諸国を始め、アメリカ合衆国、西欧州、東欧州、南米・中南米、中近東、オーストラリアにおいて計250回を超える招待講演を行ってきました。とりわけ世界最高峰の学会と言われているアメリカ矯正歯科学(AAO)においては、計19回の招待講演を経験しました。
現在に至るまで、こどもからシニアまで全ての年齢層の矯正治療だけではなく、顎矯正手術や連携包括治療を要する難しいケースに至るまで数多くのクライアントに関わってきたことから、矯正治療に関することであれば何でも相談に応じます。
- Junji Sugawara
- 矯正歯科医 菅原 準二
- 主な著書
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- 2000年
- 現代外科的矯正治療の理論と実際(東京臨床出版:著者)
- 2002年
- 反対咬合治療のコンセンサスを求めて(東京臨床出版:編者)
- 2003年
- 口腔の成育をはかる 1巻(医歯薬出版:編者・分担著者)
- 2004年
- 口腔の成育をはかる 2巻(医歯薬出版:編者・分担著者)
- 2004年
- 口腔の成育をはかる 3巻(医歯薬出版:編者・分担著者)
- 2004年
- Ultimate Guide Implants(医歯薬出版:分担著者)
- 2005年
- Biomechanics and Esthetic Strategies in Clinical Orthodontics (Elsevier:分担著者)
- 2006年
- 歯の移動の臨床バイオメカニクス(医歯薬出版:分担著者)
- 2007年
- OrthoTADs -The Clinical Guide and Atlas-(Under dog media:分担著者)
- 2007年
- 矯正歯科における審美とバイオメカニクス –臨床の最先端ストラテジー-(わかば出版:共訳者)
- 2009年
- Temporary Anchorage Devices in Orthodontics (Mosby Elsevier:分担著者)
- 2010年
- Current Therapy in Orthodontics (Mosby Elsevier:分担著者)
- 2011年
- 歯列矯正治療の失敗と再治療 –臨床現場からのレポート-(デンタルダイアモンド社:著者)
- 論文
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かつて所属していた研究チームや診療チームによる数多くの論文が内外の学術雑誌に掲載されました。
その数が多いことからホームページ上での論文紹介は割愛させていただきますが、興味をお持ちの方はネットのPubMed(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov)を用いて“sugawara j”で検索していただければ幸いです。
Testimonials推薦の言葉
- Dr. Liz Webeck
- https://www.teqed.com
Dr Junji Sugawara has always been at the forefront of advances in orthodontic practice.
While some practitioners would be happy with one major achievement, Sugawara-sensei has always kept up his determination to make orthodontics both more patient-friendly and more effective.
Known globally for his skills and achievements, he has brought orthodontists and surgeons from around the world to Sendai to learn what he knows.
At the center of Sugawara-sensei’s approach to orthodontics is the patient. His focus is on comfort, satisfaction and long term stability and the outcome is always a beautiful smile.
菅原準二先生は、常に矯正歯科診療の最先端を走ってきました。
一つの大きな成果で満足する開業医もいる中、菅原先生は常に、より患者に優しく、より効果的な矯正歯科医療を実現するための努力を続けてきました。
その技術と実績は世界的に知られ、世界中から矯正医や外科医を仙台に招き、菅原先生の技術を学んでもらっています。
菅原先生の矯正歯科に対する考え方の中心にあるのは、患者さんです。彼の焦点は、快適さ、満足度、そして長期的な安定性であり、その結果は常に美しい笑顔なのです。
Mouring追悼
Actually, Liz who sent this testimonial is no longer in this world. She passed away suddenly on July 5, 2022, one month after my clinic opened.
Liz has been my English adviser for more than 30 years. Thanks to Liz, I was able to successfully carry out many overseas lectures and publication of English papers. Half of my reputation abroad are for Liz. Having been with me like a three-legged race for many years, Liz was undoubtedly the most savvy English teacher in orthodontics.
It is very regrettable that we have lost her existence and her irreplaceable wisdom. I just pray for her soul.Junji Sugawara
実はこの推薦文を寄せてくれたリズはもうこの世にはおりません。当クリニック開業1か月後の2022年7月5日に急逝されました。
リズは30年以上に亘って私の英語顧問を務めてくれました。 リズのお陰で、多くの海外講演や英語論文掲載を無事に果たすことができました。海外での私の評価の半分はリズに対する評価です。私とは、長年二人三脚のようにしてやってきたので、リズは矯正歯科に最も精通した英語の先生であったことは間違いありません。
その彼女の存在そのものと、かけがえのない頭脳を失ってしまったことは残念でたまりません。ご冥福を祈るばかりです。菅原 準二